暗いと不平を言うよりも、 すすんであかりをつけましょう
読むべし。
どこぞのオライリーの赤いオコゼ本がさも聖書のように持ち上げられているんですが、あれ読んでも実際良くわかんねーっすって人多いでしょ?
もし持っていたら、メルカリで \3,000 で売れるんで速攻叩き売った方が良いです。
売ったお金を使って「はじめてのディープラーニング」を買いましょう。これ読んで解らなかったらもうディープラーニング諦めるしかないんじゃね?ってレベルでちょーーーーーーーわかりやすいです。
jupyter の入れ方、pyton の基本的な文法、matplotlib の使い方、numpy の使い方 と全て取っ掛かりで必要なものが丁寧でわかりやすく説明されています。
なので何も知らない人でもこの本を読むとディープラーニングの入り口まで優しくエスコートされつつ辿り着くことが出来ます。
ディープラーニングで必要な数学部分の説明は数学嫌いの人がより一層嫌いになれるような説明下手さ加減ですが、まぁ数学部分は気にせず、本の中にチョロチョロ出てくる数式もガン無視で OK です。大事なのはコードであり、数値の調整、どんな関数を引っ掛けていくか、が最重要要素なので。
こういった要素を実験する環境を整えることこそが一番大事なんですが、世のドキュメントだとその部分がおざなりで、ひたすら参入障壁を上げているだけという。初心者殺しの分厚い壁を築きすぎです。
この本は文中にコードがしっかり書かれていて大変わかりやすいです。ただ、コードの作りが微妙だったりはします。
グローバルな値がクラスの中にバッチリ入っていたり、何故か関数化されていないものがいたり、プロから見るとご法度系が散見されはしますが。
なので、この本に書かれているコードのロジックは正しいですが、書き方は間違っている事がある、と思って読みましょう。
数学が多いのとコードが微妙なことを除けばパーフェクトな本だと思います。オコゼ本を軽く超えて行く良書です。
自分は前半のエスコート部分は全て知っているのですっ飛ばしたのもありますが、2日で全て読み終わり、メルカルでささっと売りました。
それぐらいライトに読めますので是非。