強まっていこう

あっちゃこっちゃへ強まっていくためのブログです。

これから間違いなく世界を席巻する VR、AR、MR = XR

VR、AR、MR は確実に世界を席巻します。その前に、VR、AR、MR、SR、CR と狂ったように名前だけ増やされて大迷惑ですね。

VR は Oculus、Vive、AR は iPhoneAndroid、MR は Microsoft の HoloLens と言うイメージでしょう。

MR は一応 VR と AR を含んだ概念だなんて MS は言い張っていますが、ありゃ AR です。VR と AR で分かりやすかった世界に MR なんて言い出して、そこから SR、CR と増えてわけがわからなくなっちゃったんですよ。戦犯は MS です。

最近は全部をまとめて XR と呼ぶことが増えてきました。なのでこれからは、これらをまとめて XR と呼びます。

Oculus、Vive、PlaystationVR などは一時期騒がれたものの流行っていません。

何故か?

高い!酔う!見た目がアレすぎる!

この3つです。

とにかく価格が高すぎます。MS の HoloLens なんて 30万しますから。Oculus は値段下げてきて 5万ですが、まだ高い。

Acer や HP などが今後 3万円台で出してきますからようやく勝負になってくるかもしれませんが、実際のところ普及価格帯は 1万ちょいでしょう。

もう一つ、コイツラを動かすにはグラボがパワフルな PC 、Playstation 4 などが必要になってきてしまいます。これが一番のネックですね。

酔わなくするためにフレームレートを上げるにはさらに金がかかってしまいます。そして、見た目はもうどうしようもないですし。

HoloLens は酔いませんが、見た目がアレで結局駄目です。

これらのネックを全て解消したものが既にあります。


金がかからない!酔わない!見た目がアレじゃない!

それがスマホです。

iPhone の ARKit、Android の ARCore が最初に突き抜けるでしょう。

既にみんなが持っているスマホで気軽に試せるのは大きいです。スマホゴーグルはダサすぎて流行りませんが、手で持ってりゃ見た目もアレじゃないですから。

全部克服しちゃってるこいつがこれから猛威を振るいますよ。

と言いつつ以前一度猛威を振るいましたけどね。

皆さんご存知ポケモン Go です。

Go のローンチ直後のエネルギーたるや今までのゲームシーンをひっくり返す程の凄まじいものを感じました。

道を歩けばポケモン Go をやっている人に遭遇し、ポケストップに行けば人だかり。公園では「ピカチュウ後3分で消えちゃう!」と言いながらスマホを複数持ったサラリーマン4人が走っていたり。恐らく職場の上司のスマホも持たされていたんでしょう。ポケモンパシリです。ヤドラン湧いてる!と大人数が一斉に走ったり。

深夜でもポケストップが複数ある公園でルアーモジュールを炊いていると人が多数集まって来て、公園の脇に車が列をなして止まったり。民家の路地裏にあるポケストップでは中高生の男女がルアーモジュール炊きつつ座ってむろしていたり。

私も初日に手に入れた 10km の卵を付加させるべく夜中にチャリンコで無駄に走り回ったり。

今までゲームをしていて感じたこともない一体感と熱狂感を感じましたね。

ポケビジョン封印と初回のクソパッチ、巣の撲滅までは。ローンチ約1週間後に入ったこの修正で一気にやる気が失せ、プレイヤーもみかけなくなりました。運営の馬鹿さ加減に呆れ果てましたね。

ただ AR の可能性を改めて痛感した事件でした。キャラと AR が乗っかれば ingress もこんなに化けるのか、と。

慣れたプレイヤーは AR を切ってはいましたが、これがプレイするトリガーになったのは間違いありません。

今後、ポケモン Go を凌ぐやつがでてくるでしょう。

メガネ系も見た目を通常の眼鏡と比べ物にならないレベル、と言うか通常のメガネフレームに AR 用レンズを入れるだけ、みたいになったら値段次第で爆発的に普及すると思いますけどねぇ。

メガネじゃないですが、頭にマウントするやつとして Google Glass は惜しいところまで行っていたんですけどね。突如開発をやめて、復活したと思いきやビジネス向けオンリーというわけのわからん状態になってしまっています。普通にやりゃぁ良いのに・・・。あれは値段次第である程度は行けると思うんですがね。

メガネ系も、価格が安くなって酔わなくなったらある程度は普及はしますけどね。アダルト向けで。ここはここである程度の金脈は埋まっていると思います。

ですが、やはり当面の勝ち馬はスマホでしょうね。これらの技術は特に広告とコンテンツに過去最大規模の改革をもたらします。この話はまた次回以降に。