強まっていこう

あっちゃこっちゃへ強まっていくためのブログです。

テレビの終焉 吉本騒動

ジャニーズの崩壊に続いて吉本の崩壊。テレビの歴史を作ってきた2事務所が今砕け散ろうとしている。

本日行われた岡本社長らの会見も終始保身で「おかちゃんはやめへんでー!」と自己保身ばかりで話にならない。

事の発端は宮迫氏らのウソで事務所側がすっかりタレントを信用しなくなってしまっているのもわかりはするのだがあの会見はマイナスにしか働かない。

しかし何が一番の問題かと言うとテレビ・新聞・週刊誌等のマスメディアがもはや成立しなくなっていること。

週刊誌は大手事務所が砕け散るようなスキャンダルをぶちまけ、なんとか小銭を稼ごうとしている状態。

テレビは叩かれるのを恐れて新聞・週刊誌のネタをそのまま垂れ流して小銭を稼ごうとしている状態。

これらはもはやタコの足食い。番組が潰れたり再放送出来なくなったりダメージは自分らにすべて返ってくることをわかっているのだろうか。

新聞は社員の大量リストラで既に死に体。新聞とテレビはオーナーが同じと言う世界的には稀というか、あらゆる国で禁止されていること(クロスオーナーシップ=メディア腐敗の原因の1つ)を日本はやってしまっており新聞社が受けるダメージは直接テレビも受ける。

テレビはもう何をやって良いかわからない状態だと思う。

そもそもこういった問題を四方八方から叩いて一体誰が得をするのやら。いっときの数字欲しさに致命傷を負う姿は愚か過ぎて哀れになってくる。

犯罪を犯したわけでもなく、法的には全く問題の無い人間達を犯罪者のように扱い社会的制裁を課す。法治国家としても崩壊している。

山口達也氏の問題、遡れば山本圭一氏の問題。どちらも不起訴なのにも関わらず重罪を犯した人間のような扱いには呆れ果てる。

ダメージを一番食うのは自分達メディア自身だというのが全くわかっていないことにも呆れ果てる。

吉本は自民党の仕事を受けたりネットに進出しようと試みたり様々工夫をしていたが今回の件で崩壊するだろう。

そもそもね、テレビは田中角栄の呪いの放送免許制度で局が少なすぎて見たくもないものを見せられる。でも今の世の中好きなものを好きな時間にネットで見ることができる。

だから今の子供ってテレビを全く見ない。ネット特にユーチューブしか見ない。

嫌なものでも強制的に見せられるテレビにはヘイトが集まる。ちょっとしたことで苦情があふれる。その苦情はヘイトを常々探している連中がたむろするSNSなどでさらにブーストする。SNSで広がったヘイトはテレビ局だけではなくスポンサーなどにまで波及しスポンサーの売上、テレビ局の広告収入と言う金銭面にダメージを与える。

このループが完成してしまっている。

このヘイトを放出しまくっている連中はネットでは自分の好きなものを好きな時間に見ている。だからこそ、嫌いなものを決まった時間に見せられるテレビに対するストレスは倍増する。

長引く不況、やりたい放題で無責任な官僚、自分達とお友達の事しか考えていない政治家に対してイライラが溜まっている土壌がさらに怒りを増長させている。

今回の件はテレビの本格的終焉を現していると思う。

謹慎だの契約解除の解雇だのされた芸能人はさっさとユーチューバーになれば良い。テレビがすべてと言うのは勘違いで、そこにはもう未来はないんだから。

山口達也氏も農家に住み込んでみた、みたいな感じでユーチューバーになれば良い。本来ジャニーズと対立し元SMAP3人を抱える飯島三智氏がネットタレント事務所を起こせば良いのに。

UUUM に媚びへつらっている場合じゃないと思うんだが。まぁあまりセンスが無いのかもしれないが・・・。一番ユーチューブに向いていない草なぎをユーチューバーにしてしまったし・・>・。

島田紳助あたりが戻ってきて一旗あげてくれないかな。