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たった一人の暴走で大勢が死ぬ銃社会 - 50人以上が死亡、400人以上が負傷 ラスベガス銃乱射事件

www.bbc.com

www.nytimes.com

まさにアメリカの闇ですね。あのきらびやかで楽しい雰囲気でいっぱいのラスベガスがたった1人のおっさんのやけっぱちで戦場と化しています。

地元在住の白人男性スティーブン・パドック容疑者(64)がマンダレイ・ベイ・ホテルの32階から、大通りラスベガス・ストリップで開かれていたカントリー音楽の音楽祭会場に向けて自動式の銃を乱射した。容疑者はホテル32階で死亡したという。音楽祭の会場には約2万2000人が集まっていた。
保安官によると、容疑者は警察が突入する前に、室内で自殺していた。室内にはライフル銃など少なくとも10丁の銃があった。容疑者は9月28日から、同じ部屋に宿泊していたという。

むちゃくちゃでしょ。なんですか10丁の銃って。そんなものをあの観光地に持ち込めてしまう銃社会はやはり異常です。


自殺してしまって動機はわかりませんが、博打で負けまくってヤケのやんぱちだったとしてもおかしくないし、音楽祭の音楽がうるさくての暴走だとしてもおかしくない。何かおかしな思想があったのかもしれない。どうせくだらない動機ですよ。何の動機があったにしろ、10丁もの銃を所有できてさらにホテルに持ち込めてしまう事自体が異常です。

たった1人のクソみたいな人間の怒りで、大勢の無関係な人が死ぬことほど虚しいことはありません。

フルオートの銃が購入できる事自体が異常なんですよ。動画を見てもらえればわかりますが、もう戦場です。



しかも何発撃ってんですかこれ?普通1マガジンに30発装填ですが、それ以上に撃っているような気がします。ドラムマガジンだと75発とか入りますが、とにかく通常のマガジンじゃないと思います。さらに2丁で撃ってませんかこれ。無茶苦茶ですよ、もう。

あまりに現実離れすぎて、撃たれまくっていてもしばらく悲鳴も上がらず、演奏も終わらないのが生々しすぎます。

どこから撃たれているかもわからず、そもそもどこが狙われているかもわからず、隠れる場所もない恐怖は相当なものでしょう。

いい加減この銃社会をアメリカはどうにかすべきだと思います。

アメリカは銃だけではなく大砲からガトリング、火炎放射器グレネードランチャーなどの重火器の部類に入る代物ですら州によっては買えます。

いつも思うのですが、こんな狂った火力を市民が所有していて、よく内戦が起きないもんだと感心すらします。下手に内戦が起きたらそれこそ中東の市街地戦よりも大変なことになるんじゃないかと思いますが、政府がよほど自信があるのかなんなのか、余裕ぶっこきまくりです。

一体何を考えているんでしょうか・・・。何も考えていないんでしょうけど。下手に変えようとすると暗殺されたりしますし、臭いものにフタをしっぱなし状態なんでしょうね。

いつかこれが変な方向に爆発しないことを祈るとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。